おはようございます。
週末の出来事から。
8月20日(土)、雲南市とNPO法人農家のこせがれネットワークさんによる
「幸雲南塾~地域プロデューサー育成講座」が開催されました。
今年度は今回が3度目となる塾で、講師をくらしアトリエが務めさせていただきました。
社会起業家や地域貢献を志す若い人材の発掘と育成を目的に集まった方に向けて、
お話をする…というもので、なんかちょっと場違いな感じがしなくもなく…
なんともプレッシャーでした…。
会場もはたひよどりのアトリエで。
せっかくいろいろな場所から大勢お越しいただくので、心地良く過ごして
いただければ、と思いながら準備しました。

と言っても、いつものあしらい、いつものディスプレイ。
これがくらしアトリエですよ、というのを見ていただきたくて。
ドリンクも、先月のイベント「山の図書室」と同じように、数種類の中から
選んでいただくことにしました。

今回も一番人気だった、あんずの炭酸割り。
森に落ちていたどんぐりや、アトリエ近くの栗の実をあしらって。
雨の中、30人以上の方にお越しいただきました。

農家のこせがれネットワークの代表・宮治さんにくらしアトリエを紹介して
いただいているところ。
肝心の塾の講義のほうは、くらしアトリエの立ち上げから現在までの歩みを
中心に、大切にしていること、失敗の中から学んだこと、などをお話しました。
限られた条件の中での立ち上げでしたが、今から思えば、その制約があったからこそ
今のように芯をぶれさせることなく、活動ができていると思う。
なので、皆さんにも壁や制約をこわがることなく、それをヒントに進んでほしいと
お話ししました。
成功例というわけではありませんし、塾生さんのほうがいろいろな知識や
スキルを持っていらっしゃる方も多いと思うのですが、皆さん熱心に
耳を傾けてくださって、感謝です。
その後、3つのグループに分かれてビジネスプランの発表と質疑応答を行いました。
私たちもグループの1つに入れていただき、皆さんのプランを聞くことに。

伝統を大切にしたい方、アートをもっと市民に知ってもらいたいという方など、
さまざまなプランをうかがいました。
事前にスタッフの方から、「本質を突くような質問をしてみてください!」と
言われていたので、かなり頑張って意地悪な質問をしたりしてみました(涙)。
皆さんまだお若いし(学生さんもいらっしゃいました)、私から見たら
なんでもできる可能性がごろごろと転がっているような方ばかり。
何より、若いうちからこんな機会を捕まえて、自分自身を見つめるきっかけを
手に入れたなんて、うらやましい!と思いました。
12月には、プランを磨き上げて最終的な発表があるとのこと。
皆さんの健闘を祈りたいと思います!